回収業者と行政で処分できるものを比較！

不用品を処分する場合、行政の処分場が近ければ楽ですが大型のものや物品により回収が出来ないものがあります。

粗大ごみだからと1つに考えずに「何がどちらで回収できるか」を調べて引き取って貰いましょう。どんなものを何処に出すべきかを今回は説明していきます。

安いけど回収迄に手間が掛かるのが行政

行政の粗大ごみ回収の場合、回収券を購入して指定の場所に運ぶ必要があります。

自治体によっては、大型の家具類は担当者が収集に来てくれますので確認しましょう。回収も希望の日時に必ずとはいかないようですし、玄関まで運び出す必要があるので人員が確保できない場合には不便です。行政ですから決められた以外の事は出来ないので希望を聞いて貰うことが出来ません。

コストは抑えられても、自分の自由なように出来ないのがデメリットとなります。

早いし便利！だけど費用は高いのが回収業者

自宅の中から大きなものを運び出してくれる利便性があるのが回収業者です。日にちや時間の指定も出来ますし、玄関前に出す場合には立ち合いが不要な業者もあります。ただし回収費用は行政よりも高額ですし、悪徳業者も存在するので「業者選び」も大切です。

行政と回収業者は回収物や方法が異なる

行政の回収可能なものや特徴

土日祝日を除く平日に指定の場所に指定時間までに出します。物によっては事前に予約する必要があるので各自治体で確認しましょう。

行政で回収可能なもの

粗大ごみ・資源ごみ

行政で回収できないもの

リサイクル家電、パソコン、古いタイヤなどのカー用品や金属などの処理が行政では適切でないものは回収できません。また危険物や可燃物も対象外になりますので、所定の処理方法で処分します。
法人関係のごみは専用の業者に依頼して回収を頼む必要があります。自治体により粗大ごみのサイズなども異なるので、カレンダーを確認するか役所に問い合わせましょう。

回収業者の回収可能なものや特徴

業者の予定が空いていれば、自分の希望の日時に回収してくれます。リサイクル家電を含むあらゆるものが回収対象となっているので行政よりも幅広い回収能力があります。

回収できないものは、資源ゴミとなるビン類や医療器具や仏壇等の宗教的なものは除外です。仏壇は基本的に仏壇店か菩提寺で供養して引き取って貰います。仏壇を回収する業者もありますが、あくまでも開眼法要がされていないもの・もしくは供養済みの仏壇のみですから、きちんとされていないものは出さないでください。

自宅まで回収に来てくれ、特に解体や梱包は必要ありません室内にあっても運び出してくれるので任せておけば安心です。

料金に差がある行政と回収業者

指定の品物はどちらも回収ができますが、大きな違いは料金です。

行政でかかる費用

大きなものでも2000円で小さなものは500円から。余程たくさん出さない以上は費用を抑えられます。

回収業者でかかる費用

基本料金にトラックの大きさや人員が含まれ、プラス物の処分料金が必要になります。行政で頼む約倍の金額がかかってしまうために、安易に回収業者に頼めないのが正直なところでしょう。

行政で出せるものは粗大ごみとして処分する