法人や店舗で出る不用品を整理する時の注意点や方法

粗大ゴミは法人や店舗でも出ますが、行政での回収は出来ません。しかしながら、改装や移転で粗大ゴミが出たり机や什器の老朽化で買い替えをすると不用品として処分する必要が出てきます。

そのような場合、回収業者に頼むことになりますが業者を頼むにはメリットや注意点もあります。今回は法人や店舗で出る粗大ゴミの回収について詳しく説明していきます。

法人や店舗の粗大ゴミは事業ゴミとして回収します

一般的に家庭で排出されるものを家庭ゴミとして自治体で回収を行いますが、店舗や会社で出たゴミは事業ゴミとして分別されますので自治体の回収は行われません。

個人事業主であっても、「家庭内」で出ていなければ事業ゴミとして区分されます。小さなものだから・家庭内でも使っているからと自治体の回収に申し込んでも違法行為となりますから注意しましょう。

法人や店舗が回収業者を利用するタイミング

家庭とは違い、粗大ゴミとなるものは事務系の机や椅子・パソコンやショーケース・備品等となります。店舗の場合、イベント後に粗大ゴミが出てしまう事もありますが移転等で古いものを処分するような場合に粗大ゴミをまとめて回収してもらう事が多いのではないでしょうか。

破損したもの等は一定期間は倉庫に保管するケースもありますが、ある程度の量になれば処分する必要があります。

店舗改装に伴う内装物の処分

店舗の改装では、内装をがらりと変更する事もあるのでショーケースやカウンター、来客用の椅子やテーブル等が粗大ゴミになります。店内の装飾品等もリニューアル後に使えないものはゴミになるものです。

法人の移転による粗大ゴミや破損等の不用品

事務所の移転では使えるものはリサイクルするものの、古くなった机や椅子等は買い替える事もあるでしょう。倉庫に眠らせている、棚や古いパソコン、ロッカーや応接セット等は粗大ゴミとしてスッキリさせたいものです。

法人及び店舗で出るこのような粗大ゴミは、サイズも大きくリサイクルする事も難しいので回収業者に引き取って貰いましょう。

事業用パソコンの回収やリサイクル

店舗でも顧客管理や売り上げの管理でパソコンを使う時代です。アパレル関係では、オーダーメイド等もパソコンで入力するので一台はあります。事務系になると社員に一台はパソコンが与えられますから、故障により何十台ものパソコンが不用品として出てきます。

事業用パソコンのリサイクル方法は家電店では引き取りません。

一般社団法人パソコン3R推進協会に、古い・壊れたパソコンをリサイクルとして送ります。デスクトップ・ノートパソコンにより回収やリサイクル料金が異なり、大型のデスクトップパソコンは重量があると1台3000円。それ以上は別途に見積りを受けます。

手数料は20台を1契約として1500円(税抜き)となるので、台数が増えた時点で回収をする法人が多いようです。

事業用パソコンにノートが不朽したのも、リサイクルしやすいこともあるのかも知れませんね。回収業者にも頼めますが、データーの中には企業秘密や個人情報が含まれています。必ず会社内でデータを消極しておきます。

日数や手間が掛かるので回収業者に頼む企業もあるようですが、安全にパソコンをリサイクルする為には3R推進協会に送付しましょう。

機密文書の裁断処理も忘れずに

法人も店舗も個人情報などの機密文書があるのでシュレッダーで処分します。

法人や店舗向けの不用品回収業者を選ぼう